誉れの片翼、なんてエピソードもあるが、なんと操縦桿が飛行中にへし折れた話。しかもちゃんと着陸までしたってんだから。

航空トラブル:空自戦闘機、操縦かん折れたまま30分飛行--青森・三沢基地所属 - 毎日jp(毎日新聞)

21日午前9時20分ごろ、青森県三沢市沖の太平洋上空で、戦闘訓練飛行中の航空自衛隊三沢基地所属のF2支援戦闘機の操縦かんのグリップが根元部分で折れるトラブルが起きた。機能は正常で操作可能だったため、操縦士は折れたグリップを根元部分に押し込んで固定して操縦し、約30分後に三沢基地に着陸した。防衛省航空幕僚監部は、5基地の同型機75機の飛行を停止し、検査をしている。

201388921_dd14e8e278_m.jpgF-2は原型となったF-16と同様、サイドスティック方式。従って一般的にイメージする、股の間の操縦桿ではなく、コクピットの左右に一本ずつ操縦桿が生えている。右が一般的な操縦桿。左がスロットルコントローラだ。ひじかけに両手をかけて、ゆったりとリクライニングしながら眺めの良いキャノピ越しにおもむろに索敵するのがファルコン乗りの戦闘スタイルw。

しかもこのサイドスティック、フライバイワイヤということもあって、まったく動かない。機動の意志を圧力としてインプットする方式なので 、本来一ミリたりとも動く必要はないのだ。

ただし実際に飛ばしてみたところ、スティックがまったく動かないとパイロットの方が意地になるらしくw、ストレスが問題となり、検討の結果、数ミリは遊びとして動くようにしたんだそうな。その辺に問題があるのだろうか。

それにしてもテコでケーブルを動かす方式だったら、へし折れたスティックでは操縦はできなかったはず。要するに接点を接合させることで圧力の入力を継続出来た、ということなのだろうから、怪我の功名というべきか。

それにしてもこんな話は「ファントム無頼」にだって出てきやしない。神栗コンビもびっくりだ。