ボーイングとロッキードマーチン、米空軍の次世代爆撃機を共同開発へ - Technobahn

2018爆撃機 【Technobahn 2008/1/26 03:07】米航空大手のボーイングとロッキードマーチンの2社は25日、米空軍が計画している次世代超音速爆撃機を共同開発することを発表した。米空軍が計画している次世代超音速爆撃機は2018年の実戦配備を予定していることから通称「2018爆撃機」と呼ばれているもの。

米空軍では現在、古い順からB-52、B-1、B-2の3種類の爆撃機の運用を行っているが、B-52は半世紀も前の機体、B-1は超音速飛行は可能なものの、ステルス性能がB-2に比べると脆弱、最新型のB-2の場合はステルス能力を持つためレーダーには映らないが、目視で撃墜される可能性があるため、運用は夜間に限られるなどの制約があるなど、いずれも生存能力が低いことが欠点として挙げられてきた。

そのため、米空軍ではB-52並の核攻撃能力を持ち、B-1のように超音速で巡航可能で、B-2のようにステルス性能を持ち、更に、最新の電子戦の装備を備え、日中でも運用可能な機体の開発を計画し、航空各社に対して開発計画案の提案を求めていた。

なんと全部入り爆撃機。そりゃ、あれば欲しいだろうけどさ。

LIC(低強烈度紛争) のご時世に有用な戦略爆撃機って、どんなんだ、ということについての考察ってのはないものなのだろうか。とにかく最強の機体が欲しいってのはなんとも子供じみた要求だな。

昔から要求仕様を作る軍部ってのは変わらんのかもしれんなぁ。「世界の駄っ作機」でも読み返しとくか。

今回、航空最大手のボーイングと2位のロッキードマーチンが共同提案することが決まったことを受けて、米空軍の次世代爆撃機計画はコンペが行われることなしにボーイングとロッキードマーチンの共同事業体が開発することで事実上、決定してしまうこととなる。

確かにボーイングとロッキードの共同ってのは、トヨタと日産が一緒にクルマ作るみたいなもんで、そこまで挙国体制にならないともう新しい戦略爆撃機なんて作れない時代なんだな、ということを実感してしまった。